PENTAX フルサイズ判一眼レフを予測する

リコーイメージング・PENTAX K-S2+HD PENTAX-DA L16~85mmF3.5~5.6 ED DC WR

 PENTAX K-S2の話題が続いたついでに、リコーイメージングが先月のCP+で開発発表した「35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ」について、ぼくが知っていること(あくまで推測)を少しだけ。

 その件については、ぼくのメールマガジン「明日からの写真術」で、やや突っ込んだ内容を取り上げて解説した。そこでの内容をここで書くといけないので(勘違いする人が多いからなあ)誤解を招かない程度にセーブし、オブラートに包んで、以下はぼくのアテにならない予想。




 CP+に展示されていたモックアップモデル、あれは意図的に誤魔化した部分を盛り込んだショーモデル。CP+公開用に大急ぎで作ったもんでしょう。正直者の多いリコーイメージングの人たちでも、さすが、あそこでホンモノのモックアップを見せるわけない。外観デザインなどの基本的なスタイルはだいたい決まっているだろうけど、これから小さな修正も大きな変更も加えられるはず。
 もちろんあのモックを見て想像できる部分もなくもない。たとえば内蔵フラッシュ。モックアップを見るとそのまったく気配が感じられない。たぶんフラッシュは内蔵しないだろう。ぼくとしては残念だけど。

 いちばんの注目点は背面の液晶モニター。あのモックでは固定式のように見えるけど、そんなワケはない。可動式に決まっている。
 「バリアングル式ですか、チルト式ですか、固定式ですか、そのうちのどれでしょうか?」と開発総責任者の北沢さんに公開の場で聞いたら、「うーん、そのどれでもありません」と答えてた。その前に、北沢さんは新しいFF(フルサイズ判のことをリコーイメージングはそう呼んでいる)には世界初の機構(機能、だったかな)や、他社がやっていないものを「いくつか盛り込むつもり」とも言ってましたから愉しみだなあ。同軸縦横角度可変タイプ、かな。

 CP+で同時に開発発表していた画素ずらしによる超解像(解像感向上技術)は、当然新しいフルサイズ一眼レフには搭載してくるに違いない。ひょっとすると、その前に発表される機種に、先に搭載してくるかもしれない。
 リコーイメージングの発表したものは4画素ずらし。オリンパスのE-M5 MarkIIは8画素ずらし。それぞれの内容の詳細は省略するとして、PENTAXフルサイズ判にはその両方の方式が搭載されてユーザーが選択できるかもしれない(かなり強い個人的希望的推測)。

 ただし、この超解像はご存じのように露光中にカメラを完璧にぶらさないようにしなくてはならない。シャッターショックもだめ。となると画素ずらし超解像にはアノ機能が不可欠となる。これが最大の難問。うまくことが進めばいいけどなあ。
 使用するイメージセンサーはニコンD810と同じクラスの約3600万画素になるのだろうか。とすると、超解像がもしうまく搭載されれば「約1億画素相当」の解像感が得られそうだ。もし約3600万画素クラスのセンサーなら、リコーイメージングの高感度画像処理はなかなかウマいから期待できそう。
 センサーシフト式の手ぶれ補正はとうぜん搭載(ほぼ確実)。ローパスセレクター、水平補正、構図微調整、アストロレーサーは従来通り、さらに平行ぶれ補正と回転ぶれ補正も可能になるかも。

 うーん、ほかにもまだあるけど、話をしすぎてやばいことになってもイケナイので、本日はこのへんにしておく。