レンズ交換式スマートフォンカメラ

オリンパス・AIR A01+9mmF8 フィッシュアイ

 小さな丸い筒に4/3型対応の金属マウントがあって、その筒の中に4/3型イメージセンサーと画像処理エンジン、バッテリーなどが組み込まれた、それがAIR A01である。正真正銘のデジタルカメラである。ただし、液晶モニターも操作ダイヤルなどもない。コロンとした寸胴型のカメラだ。交換レンズを取り付ければ、まるで1本の単体レンズのように見えることから「レンズスタイルカメラ」ともよばれている。

 このAIR A01を使って撮影するには交換レンズのほかに、AIR A01をコントロールしたり、フレーミングしたり、写した画像を確認するためのスマートフォンまたはタブレットが必須となる。交換レンズとスマートフォンがあれば、通常一般のデジタルカメラと同じように(それ以上)使いこなせる。
 なので、本日、ぼくは勝手にこのAIR A01のことを「レンズ交換式スマートフォンカメラ(略してレンズ交換スマホカメラ)」と命名することにした。




 AIR A01がどんなカメラなのか、ぼくがくどくどヘタな説明するよりも、ま、このAIR A01本体そのものを見たほうが話がはやい。これにマイクロフォーサーズ用のどんな交換レンズでもいいから取り付ければ撮影ができる。
 そう、ソニーのQX1と同じスタイルのカメラなのだが、いくつかの点で ━━ コンセプトや使い勝手などが ━━ だいぶ違う。

 AIR A01本体には電源スイッチがあってそれをONにして起動してもいいのだが、スマートフォンを使って離れたところから電源ON/OFFもできる。Bluetooth Smartを使う。
 スマートフォンにインストールした専用アプリを起動すると、自動的に常時ON状態のAIR A01のBluetooth Smartがはたらいて電源がONになる。NFCを使って機器同士をコネクトさせて電源をONにするのと同じと考えればよい。
 いま、このBluetooth Smartをカメラに使用して、遠隔からカメラ電源をON/OFFする機能を持っているのは、このAIR A01とカシオのEX-ZR1600の2機種だけだ。

 電源ONされれば、あとは自動的にWi-Fiが繋がって、あとはそれを使いライブビュー画像をスマートフォンで見ながら、離れてリモコン撮影してもいいし、AIR A01本体にあるシャッターボタンを押して撮影してもいい。
 この、将来性のあるBluetooth Smart(Bluetooth LE)を使ってAIR A01とスマートフォンをペアリングさせているというのがおもしろい。

 小さくて軽いレンズをセットすればポケットにも入る。8mmレンズキャップフィッシュアイをAIR A01セット、それを「自撮り棒」 ━━ これを使うのはちょっと恥ずかしかったけど ━━ に取り付けて撮影したのが上の桜の写真。9mmフィッシュアイボディキャップレンズとAIR A01との相性はめちゃくちゃいい。