カメラボディのスリーサイズ

ニコン・D5500+AF-S DX NIKKOR 18~55mmF3.5~5.6G VR II

 鳥の巣ではない。卵のように見えるのは丸い石ころ。
 青山三丁目あたりの小道で見かけたものだが、誰かの「芸術」かな。なぜか、カメラを持って歩いていると、つい、こうしたヘンなものに眼が吸い寄せられてしまうんだよなあ。





 このD5500、ボディサイズは約124×97×70mm(幅×高さ×奥行き)で、重さはバッテリー込みで約420gである。小さい軽い。このD5500にセットの標準ズームの18~55mmは沈胴式レンズでこれも小さくて軽い。
 こうして大きさや重さを数値で表しても実感としてなかなかピンとこないと思う。重さはともかくとして、この写真を見ればそのサイズはほぼ想像できるだろう。レンズは沈胴状態。

 ちなみに、ボディ単体の公式サイズ数値だけを比べれば、リコーイメージングのPENTAX K-S2のほうが、わずかに小さい。
 幅×高さ×奥行きの、いわゆる「ボディ・スリーサイズ」では確かにK-S2のほうが小さいのだが、実際に持ち比べてみるとだいぶ違う。D5500のほうがずっと小さく感じる。
 カメラのようにボディ表面が凸凹しているものは、表面のスリーサイズだけでは大きさがわかりにくい。だからカメラメーカーによっては、その体積を比べて「どちらが大きいかちいさいか」を判断することがある。一定の箱の中に小さな砂粒を入れて、あふれ出た砂粒の量を計測するというやり方。でも、体積を公表することはどこのメーカーもやっていないはず。

 そこで、D5500とK-S2の体積を比べてみると(あくまで見て持ってみた感覚なのだけど)、あきらかにD5500のほうが数値以上に小さく感じる。D5500のボディはグリップにしろボディの厚みにしろ、とにかくどこもかしこも「薄い」感じがする。「薄っぺらい」という意味ではないぞ。
 ボディのグリップを握ると「おっ」と言うほど薄くて指先部が深い。余裕充分でがっしりと握れて指先に遊びがなくしっかりとチカラが入れられる。ボディのベース部が薄く仕上げられたから、こうした握りやすいグリップができたのだろう。

 そのボディ中心部の厚みをK-S2と比べると、K-S2のほうがだいぶ厚い。中年おじさんの胴回りのような感じ。ボディ重量もしっかりとある。だから安心感、信頼感はK-S2のほうがある。いっぽうD5500はダイエット中の女子高校生のウエストみたい。大事に扱ってやらなきゃなあ、という気持ちにさせられる、そんなカメラでもある。