K-3 IIの超解像「リアル・レゾリューション・システム」

リコーイメージング・PENTAX K-3 II+HD PENTAX-DA16~85mmF3.5~5.6ED DC WR

 新型PENTAX K-3 IIの超解像「リアル・レゾリューション・システム」について詳しく話そうとするとキリがない。ここのブログではとても充分に説明しきれそうにない。
 今月末、27日水曜日にリコーイメージングが主催ずる「オフミーティング」( ← PDFファイル)が板橋区の浮間船渡公園でおこなわれる。リコーイメージングの製品を持ってなくても参加自由、無料(茶菓のサービスなし)。K-3 IIや645Zの貸し出しサービスもあるとのこと。
 そのオフミーティングにぼくも参加する(午後からのつもり、特別なんの予定もなし)。
 もし、リアル・レゾリューション・システムについて、オリンパスとの相違点とか、ナニやかやをぼくに直接あれこれ聞いてみたいという"奇特な人"がいるなら、ウイークデイだけど、どうぞ。内緒の話もできるかも…。




 今年の春ことだ。
 横浜での「CP+2015」で、リコーイメージングが超解像技術(解像感向上技術)の開発発表をした。同時に、秋に発表が予定されているKマウントの35ミリ判フルサイズデジタル一眼レフカメラに、その技術を使った新しい撮影モードを搭載する予定だとの話もあった。
 ところが、そのフルサイズ判一眼レフの発表の前に、突然、PENTAX K-3をベースにした派生モデルのPENTAX K-3 IIを発表して、そこに超解像撮影モードを入れてきた。
 名称は国内向けには「リアル・レゾリューション・システム(=Real Resolution System)」、英語表記では「ピクセルシフト・レゾリューション・システム(=Pixel Shift Resolution System)」という名称である。

 リコーイメージングの超解像技術は、いわゆる画素ずらし超解像のひとつ。
 センサーシフト方式の手ぶれ補正(SR)を利用して1画素ぶん、正確にズラしながら4回撮影して、それをカメラ内で高速合成処理して高精細で高い解像感のある画像に仕上げるというもの。
 K-3/K-3 IIには、SRの技術を使ったローパスセレクターの撮影機能があって、これもまた正確に高速にセンサーをずらしながら露光するものである。つまり、K-3でローパスセレクターの方式ができたことで、「これは画素ずらし超解像も可能ではないか」と開発研究が始まったという。

 ちょうど同じ時期に、オリンパスからも画素ずらし超解像の撮影モード(ハイレゾショット)を実際に搭載したカメラ(E-M5 MarkII)も発売されて、俄然、超解像技術が注目を集めることになった。
 オリンパスのE-M5 MarkIIも、リコーイメージングのPENTAX K-3 IIも、センサーシフト方式の手ぶれ補正を応用して画素ずらし撮影してカメラ内で画像合成処理をしている。基本的な構造や方式、撮影上は制限事項など大変に似てはいるが、いっぽうで、いくつもの相違点もあり、メリットとデメリットもそれぞれ異なる。そのへんの詳しい「比較の話」はくどくなるので、とりあえずは省略。
 
 さっそく、K-3 IIのリアル・レゾリューション・システムの撮影モードを ━━ めんどうな名称だ、撮影そのものもあれこれ制限があってめんどうだけど ━━ それを使ってあれこれ撮ってみた。撮影した画像のピクセルサイズや画像データーサイズは、通常撮影モードで得た2435万画素画像とほとんど同じにもかかわらず(解像力はめちゃくちゃに良いそこがナンとも不思議な感じだったのだが)。感覚的には約5000万画素オーバーの解像感がある。描写はごくごく自然で、まったく無理がない、破綻もない。