もっと、もっと注目したいカメラ

オリンパス・E-330 + ZUIKO DIGITAL 18?180mmF3.5?6.3
 E-330は一眼レフカメラとしては“世界初”となるライブビューしながら撮影ができるカメラです。フジのS3Pro(S5Pro)やキヤノンのEOS 20Daなども“ライブビュー”することはできるけれど、しかしライブビューしながら撮影をすることはできない。いったんライブビューを閉じないとシャッターが切れない。だからS3Proも20Daのソレは、ま、言ってみれば“なんちゃってライブビュー”でありますね。でも、E-330は正真正銘のライブビューであるからして、コンパクトデジタルカメラと同じようにボディ背面の液晶モニターでスルー画像を見ながらどしどしシャッターを切って撮影ができる。こうした正真正銘ライブビューのカメラは、このE-330と、E-330のメカニズムをそっくりそのまま拝借して作ったパナソニックのL1だけです。
 E-330が発表発売されたのがことしの春。その後、他のメーカーからライブビュー機能を搭載した機種が出てくるかと期待をしていたのだがさっぱり音沙汰もない。というわけで、ぼくとしては、ことし2006年に発売されたデジタル一眼レフのなかではE-330を高く評価したいわけです。だから、2006年のカメラグランプリでなんにも賞を受けなかったというのは、いまも(ぼくとしては)痛恨のひとつです。


 E-330を実際に使っている人はそのライブビューの良さが充分にわかっているはずだけど、使ったことのない人にはその良さがさっぱり伝わらない(わかってもらえない)というちょっぴり“不幸”なカメラでもあります。コンパクトデジタルカメラのライブビュー機能のことを思って「ソンなもんだろう」なんて考えてはいけません。ぜーんぜん違いますよっ、と言いたいですね。まあ機会があれば、カメラ屋さんに行ったときにE-330のライブユーを体験してみるといい。ただ、初めて手にしてすぐにライブビューできないかもしれないので、そのときは店員に教えてもらえばよろしい。ちなみにE-330には“ふた通り”のライブビューモードがあるので ―― それをAモード、Bモードと呼んでます ―― ぜひ、その両方を試してみるとよろしいでしょう。
 と、ここまで書いていて、いまの価格はどんなものかなとネットで見てみましたら、安いお店では9万円ぐらいなんですねえ。で、なんと2万円のキャッシュバックキャンペーンをやってるということで、じゃあ、いまだったら7万円ぐらいで買えることになりますね。E-330の液晶モニターは、いわゆるフリーアングルタイプなので(パナソニック・L1は固定式)いままで苦労をして撮影をしてきたようなアングルでも自在に、すいすい撮影することができるわけで、これをウマく利用すれば新しい写真表現も不可能ではない。このことだけでもじゅうぶんに価値があるんじゃないかなあ。

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