動画撮影中に一旦停止できる機能

ケンコー/トキナー・DSC 880DW




 前回のこのブログで、DSC 880DWの特徴として5つを箇条書きにした。その中で

(4) 動画撮影中の「一旦停止」機能

 と書いたが ?なんのこと? と思われた人もいるに違いない。
 動画を再生している途中で一時的にストップし、再び再生を続けるることはできる。ところが撮影中となると、多くのデジタルカメラでは一時停止することができないが、880DWではそれができる。動画撮影中に一時停止、撮影開始を繰り返しができる。停止ボタンを押してようやく動画撮影が終了し、そこで1つの動画ファイルとして保存される。なんてことのない機能だが、大変に便利だ。
 上にあるダットサン・フェアレディーの動画は ━━ 少し前に撮影したいささか季節外れの動画だけど ━━ 一旦停止機能を使って撮影したもの。撮影後の動画編集はいっさいやっていない。素のままの動画。

 動画撮影中に一旦停止(ポーズ)の機能を活用すれば「カット割り撮影」が簡単にできる。アップにしたり、遠くから撮ったり、パーンしたりと、撮り分けていくだけで1つの動画ファイルとして保存される。撮影後にPCなどを使って、つなぎ合わせる動画編集の作業の必要がない。
 あらかじめ、アタマの中で大雑把なコンテやストーリーを組み立てておいて、それに沿って撮影していけば手軽にストーリー性のある動画がいとも簡単に作れる。

 ズームしたりパーンしたりだけののんべんだらりとした動画ではなく、次々に画面が切り替わる動画のほうが見ていてずっと愉しいし飽きない。こうした「カット撮り」こそが動画撮影のコツのひとつなのだが、一旦停止機能のないカメラだと、撮影後に"切ったり貼ったり"のめんどうな編集作業が必要だ。ところが880DWのように動画ポーズ機能があればカット撮りがごくごく簡単にできるというわけだ。たかだか、7~8千円のコンパクトカメラでそれができる。
 なぜ、多くのデジタルカメラの動画撮影に、この便利なポーズ機能が備わっていないのか不思議でならない。いや、私たちが使っているデジタルカメラの動画撮影機能の中に、880DWのような一旦停止撮影の機能を持つカメラがあるかもしれないが、すまん、ぼくの不勉強ですべての機種をチェックしていない。

 14mm超広角の動画撮影では、強いディフォルメーションが出てても静止画ほど気にならない。これは新しい発見だった。
 動画の記録サイズはVGA(640×480Pixel)と、QVGA(320×240Pixel)のモーションJPEG(AVI)である。フレームレートは30fps。性能はプアーだし画質はショボイけど、ま、いいじゃないか。どこにマイクが隠されているのか音声もとれる。