スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

描写性能は大変に素晴らしい、よろしいですぞ

ニコン・D750 + AF-S NIKKOR 24~70mmF2.8E ED VR




 ところで新型24~70mmVRのことはさておき、D750はいいカメラですね。UIやホールディング性などの使い勝手の良さといい写りの良さといい、とてもバランスのとれた一眼レフカメラだ。これといった欠点のほとんど(いや、まったく)感じられないカメラ。総合的な「バランスの良さ」という点では、ニコンの現行一眼レフカメラの中ではイチバンだろう。

 で、本題の新型24~70mmVRレンズだが、旧型24~70mmとほとんど同じ外観デザインで操作性も同じ。2本を見比べて、とくに目立つような違いはほとんどない(サイズ、重さが違うが、それについてはのちほど)。だから新しさも新鮮味も、ほとんどなにも感じられない。あいかわらずの、ニコンらしい地味なレンズだ。
 ニコンはときどき、"跳んだり跳ねたりアグレッシブ"な製品を出してくるが、いっぽうで堅実だが地味なおっさんのようなおもしろみのない製品を出してくる。どちらかといえば、カメラボディよりも交換レンズにその傾向が強いようだ。その点、キヤノンのレンズはニコンとは正反対でハデできらびやか、チャーミングな印象がする。

 いやいや、そんなムダ話はまたにするとして、そうだよ、24~70mmVRのことだ。

 重い(約1キロオーバー)、大きい(たくさんある標準ズームの中ではトップクラス)、そして高価(約28万円)だからとうぜんといえば当然だけど、じつに描写性能はいい。良く写る。文句なしの描写。イジの悪い逆光撮影をしても、しれーっとして何ごともなかったようなヌケの良いコントラストのある写り。
 ただし、使っていてちょっと気になったのはAF。スピードのことではない。合焦スピードは速い。しかし、すんなりと合焦してもいいようなシーンで、合焦しないこと、なかなか合焦してくれないことがままあった。ボディとの相性もあるかもしれないが(でもD750とD810でも同じ傾向)、どうもレンズのAF制御アルゴリズムに小さなバグがあるような気がしないでもない。

 それはそうとして、VR(手ぶれ補正機構)を内蔵していて、ここまでの素晴らしい写りをすればレンズ内手ぶれ補正の将来がどうのこうのなんて(前回のブログでそんな話をしていたけど)心配するにあたらない、かな。
 だけど、くどいようだが、一部といえどもレンズが偏心するわけだから良いわけはないよなあとも思う。ニコンもはやくボディ内手ぶれ補正にも踏み切ってほしいぞ(難問はイメージサークルの小さな古いNIKKORレンズなどをどうするか…)。

 重い、大きい、高価格、レンズの重量バランスもいまいち、広角側にズーミングしたときレンズ全長が伸びるのも気分として良くない、スペックが地味…。でもしかし、良く写る。ズーム全域のどの焦点距離でも、どの撮影距離でも、逆光でも半逆光でも、じつに安定した優れた描写性能を備えたレンズだ。経済的に余裕があり体力に自信があって目立つことが苦手な人に、おすすめ、の標準ズームレンズ。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。