新型のE-M10 Mk2と、旧型E-M10

オリンパス・OM-D E-M10 Mark2 + M.ZUIKO DIGITAL17mmF1.8




 旧型E-M10のメインスイッチはボディ背面の右下にある。それが新型E-M10 Mk2ではボディ上部の左肩に移った。E-M1もE-M5 Mk2もメインスイッチは同じく左肩上部にあるからそれにならったのだろう(それぞれの機種で操作感はだいぶ違うが)。いっぽうモードダイヤルは旧型は左肩上部にあったが、新型では右側に移動した。E-M5 Mk2は左肩に、E-M1は右肩にある。モードダイヤルの指標も、右側だったり左側だったり……オリンパスの気まぐれ。
 このへんの、デザインの統一感のなさというか、行き当たりばったりというか、イイと思えば後先を深く考えずに突き進むところは、なんいうか、なんともオリンパスらしくて笑ってしまう。

 この写真を見れば新型、旧型の違いがわかりやすい。下が新型E-M10 Mk2、上が旧型E-M10である。ここにE-M1とE-M5 Mk2を加えて並べ、それぞれを見比べれば「オリンパスらしさ」がもっと愉しめる。
 なお、新型E-M10 Mk2のメインスイッチをON位置からさらに押し上げると内蔵フラッシュがポップアップする。

 手ぶれ補正は旧型では3軸方式だったが、新型になってE-M1、E-M5 Mk2と同じ5軸方式となった。補正段数も旧型の3.5段ぶんから新型では4段ぶん相当に少しアップした。画像処理エンジンのTruePicはE-M1、E-M5 Mk2と同じ「7」である。画質は解像感も高くてなかなかよろしいです(ただ、気のせいかもしれないけど、少しシャープネスが強いかなという感じがしないでもない)。
 動画撮影の機能はE-M5 Mk2とほぼ同等で、E-M1を越える。しかしE-M10 Mk2には新しく120fpsのハイスピードムービーが撮れたり、4Kタイムプラスムービーの撮影機能も加わったりして、これらの動画機能はE-M5 Mk2にもE-M1にもない……なんてこったオリンパス。

 自動的にピントを1コマづつずらしながら複数枚(最高999枚!)連続撮影ができるフォーカスブラケット撮影機能が、オリンパスのレンズ交換式カメラでは初めて搭載された(コンパクトカメラのToughシリーズにはすでにあって画像合成して深いピントの写真に仕上げることもできる)。なお、11月に予定されている大幅ファームウエアアップデートでE-M1とM5_Mk2にもその機能が加えられるということだが、それにしても上位機種を差し置いて……オリンパスの下克上か。
 メモリーカードもE-M5 Mk2に続いてSDカードのUHS-IIに対応している(E-M1はUHS-Iのまま)。イメージセンサーは1605万画素で、これはたぶんE-M5 Mk2のそれと同じものを使っているのだろう。
 うん、ほんと、小さいカメラなのにエラそうな撮影機能がいっぱいなのだ。