11月29日


南西の空に飛び上がる秋






リコー・PENTAX KP + HD PENTAX-DA 21mmF3.2 AL Limited

 この21mm Limitedレンズについて話をするのは、うーむ、困ったなあ…。

 というのも、DA Limitedの中では20~40mmズームについで、ぼくには"出番"の少ないレンズです。思い入れも、こだわりもあまりない。
 正直に言うと、ぼく自身がうまく使いこなせない、このレンズを。32mm相当というヘンな画角がわざわいしてるのかなあ、よくわからん。FA Limitedの31mmについても似た印象。

 しかし、レンズの外観デザインや機能などは、DA Limitedシリーズの中ではダントツにイイです。カメラにセットして、首からぶら下げて、そう、ライカユーザーがいつもやっているように見せびらかしながら歩くにはぴったりのレンズ。

 ハイブリッド型非球面レンズを使い、フローティング機構も採用した"Limitedらしからぬ"レンズです。開放絞りでは画面周辺部ではちょっと甘い描写だけど、F5.6ぐらいまで絞り込むとかなり良好な描写になります。画面中央部の描写性能(解像力)は15mmのほうがいいかなあ。




 レンズフードは変形フジツボ型で中央部が少し凹んだデザイン。レンズキャップはフードの上からかぶせ式。すべてアルミ金属製です。
 レンズのフィルター径は49mmφですが、このレンズフードの内側に43mmφのフィルターネジが切ってあるので、そこにフィルターをレンズフード裏側に逆向きに取り付けることもできます。


 HD20~40mmF2.8~4.0 Limited も、FA Limited 3本についても、つづけて話をしようと考えてましたが、皆さん、あまり興味ないようなので DA/FA Limited レンズについては途中だけど中断、またいずれ、ということで。




2019.11.29 | | Comments(5) | Trackback(0) | -

11月28日


昼下がりの霞ヶ関街のスマホおじさん4人





 少し前、今年の5月ごろの写真です。木々の緑が鮮やかで清々しい日の、霞ヶ関ビル街の昼下がりでした。
 いま、この霞ヶ関はビル建設ラッシュで、赤白のクレーンがあちこちで天に向かって伸びていて、それを木々の枝で隠すようにフレーミングで気を配りました。と、わざわざ言うほどのことじゃないですね。ごく当たり前の撮影術です。 


リコー・PENTAX K-3 II + HD PENTAX-DA 15mmF4 Limited

 PENTAX DA Limitedレンズ好きなこと、言い放題シリーズの4本めは15mmF4です。

 DA Limitedでもっとも広角レンズで約23mm相当の画角。24mm相当に比べて数値ではたった1mmワイドなだけですが体感的には24mm相当の画角よりもだいぶ広角感があります。
 F4とちょっと暗めなレンズですが小型軽量な広角レンズを最優先したのでしょう。好き嫌い良し悪し、の評価が分かれるレンズだと思います。

 はっきり言って描写性能はそれほど良いとは言えません。けれど素直な、広角レンズながらいや味のない"性格の良い"写りのするレンズです。
 開放絞りではとくに周辺部の描写が甘い。絞れば良くなるかと言えば、いいえ、期待するほど改善されません。でも画面中央部の描写はF4の開放絞り値でも解像力があってシャープです。

 ぼけ味はやや二線ぼけの傾向があり被写体によってはザワザワした印象を受けます。
 ぼくが気に入っている点は、歪曲収差があまり目立たないことと、広角レンズ特有のパースペクティブ歪みが少ないことです。これが素直な描写に結びついているのでしょう。

 スライド式花形フードを内蔵していて、最短撮影距離は18センチ、レンズ全長は約4センチ、約190グラムです。量販店で約6万円ぐらいかな。
 KPよりもK-3 IIのほうが相性が良い(と、ぼくが勝手に思い込んでいる)レンズ。



2019.11.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

11月27日


丸めがねと意図しなかった丸ぼけと





 泥臭いおじさんのぼくには決して似合わないし欲しいとは思わないメガネですね。自分がこのメガネをかけたらどんな顔になるか想像できるし、それを"妄想"しただけで…。


リコー・PENTAX K-3 II + HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited

 単焦点DA Limited 5本のレンズの中ではもっとも優れた描写力があります。他の4本のレンズとは「一線を画す」良い写りのレンズです。

 マクロレンズなのですがPENTAXでは「Limited のマクロレンズ」というスタンスなのだそうで、だからPENTAXではほんらい「MACRO」と表記するのですが、このレンズだけは「Macro」としています(以前、企画担当者からそんな話を聞いたことがあります)。

 F2.8の開放絞り値でも描写性能は画面全体で均一でスキがない。
 上の写真は開放絞り値から少し絞った「F3.5」ですがきれいな丸ぼけです ━━ 円形絞り採用レンズだから当たり前か。

 近距離、遠距離ともにクセのない高い解像描写力があります。ファインシャープネスやエクストラシャープネスをONにして撮影すると、シーンによっては(開放絞り値で撮っても)偽色やモアレが出てくることもあります。つまり、それくらい高解像力レンズだということ。

 レンズフードは内蔵引き出し式。レンズ全長は約4.5センチで重さは約200グラム。最短は約14センチで、いわゆる"等倍撮影"が可能。そのときのワーキングディスタンスはレンズ全長が伸びるから約3センチほどになる(むろんレンズフードは縮めたまま、伸ばすと被写体にぶつかる)。

 この35mm Macroも、K-1/K-1 MkIIで"使えなくもない"レンズ。遠景撮影でF16ぐらに絞り込むと画面の四隅でほんの少しケラれます。絞り込まなければ使えるんじゃないでしょうか。



2019.11.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

11月26日


表参道の路地裏の内緒話




 表参道の大通りから裏道を抜けたところの路地裏で、またどうして、こんなコンクリートの角の壁に向き合って仲良く話をしてるんだろうか、とおじさんとしては興味津々、奇妙奇天烈でした。


リコー・PENTAX KP + HD PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited


 FA Limitedレンズはすでに3本発売中でしたが、DA Limitedとしては、この40mmF2.8がいちばん最初に発売されたレンズです。ざっと15年ほど前です。
 その後、レンズコーティングと絞り羽根の構造を少し変更してDA Limited シリーズはすべてモデルチェンジしましたが光学系も外観デザインもまったく同じ。

 この40mm、外見は素直な青年、という感じですが、これがなかなかクセのあるレンズです。
 至近距離あたりでは像面湾曲が少し目立ちます(画面中心部はほんの少しピントが甘いけど周辺部はシャープに写る)。しかし、へそ曲がりのぼくとしてはこれがイイんです。付き合い出すと愉しくなる、ま、そんな感じかな。

 逆に、遠景を写すと周辺部がややピントが甘くなる。F8ぐらいに絞り込むと画面全体の描写は大変に良くなります(ま、当たり前と言えばあたりまえですけど)。

 約60ミリ相当の画角。レンズ全長は約15ミリ、重さは約89グラムの薄型軽量のパンケーキタイプです。ワイシャツの胸ポケットに軽々と入ります。量販店だと3万円ちょっとの実販価格で買える。


 ところで(積極的にはすすめませんが)この40mmF2.8と昨日紹介した70mmF2.8の2本のレンズは、APS-C判専用なのに、なぜかフルサイズ判のK-1/K-1 MkIIで使っても画面はほとんどケラレずに撮影できます。ただ、四隅で像が少し流れるかも(厳密に検証してないので不明)。使用するときは、PENTAXもすすめていませんので自己責任でどうぞ。


 つもりではなかったのですが、DA Limitedレンズ5本を順次、紹介してみる気になりました。興味のあるかたはどうぞ。





2019.11.26 | | Comments(2) | Trackback(0) | -

11月25日


交差点の円形スポットライト





 午後、西に少し傾いた太陽の強い光が交差点のコーナーミラーに反射して、その丸い光が地面にくっきりと照射されている、目黒区の住宅街の静かな交差点の景色。

 クルマも人もやってこない午後のひとときに、丸い光がゆっくりゆっくり移動していくのをしばし眺めておりました。大きな得をしたような時間。


リコー・PENTAX KP + HD PENTAX-DA 70mmF2.4 Limited

 PENTAXのLimitedレンズにはフルサイズ判用(FA)とAPS-C判用(DA)のふたつのシリーズがあります。PENTAXユーザーにはこんなこと平凡常識ですが。DA Limited レンズは、ズームレンズが1本、単焦点レンズが5本。

 これらの中で、いちばん「好み」なのはこの70mmです。約100mm相当の画角、全長は約2.6センチ、たった130グラムちょい。
 いつもレンズフードは取り外したまま使っています。外したほうがずっとカッコいい。小型で薄型で目立たず、上品なスタイルのカメラとレンズになる。

 至近距離付近で軸上色収差が少し目立つが解像力はあります。遠景描写はF5.6以上F8ぐらいまで絞り込むと、見違えるような素晴らしい描写(カリッとシャープ)になる。ぼけ味は柔らかく、ふんわりとして、そこも好きなところ。

 棚に置いてあるKPにはLimited 70mmを付けっぱなしにしたままです。




2019.11.25 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

11月24日


秋の陽射しを受ける南佳孝「冒険王」





キヤノン・EOS RP + RF35mmF1.8 MACRO IS STM


 ニコンのミラーレスカメラ・Zシリーズの2機種には手ぶれ補正の機構が入っています。ソニーのα7シリーズもパナソニックのS1シリーズにも、なんとライカのST2にもボディ内に手ぶれ補正機構を内蔵しています。最新のフルサイズ判ミラーレスカメラの常識的機構です。ボディ内手ぶれ補正、当たり前。
 ところが、EOS Rシリーズは2機種ともボディ内に手ぶれ補正の機構が入っていません。

 キヤノンからフルサイズ判のミラーレスカメラが出てくるだろうと噂されていたとき、ぼくはキヤノンのことだからメカ式のボディ内手ぶれ補正ではなく、あっと驚くような電子式のボディ内手ぶれ補正を搭載してくるんではないかと、半信半疑ではありましたがそう予想していました。

 その"画期的電子式手ぶれ補正"とレンズ内手ぶれ補正を完全シンクロさせて、より強烈効果的な手ぶれ補正システムを……と考えていたのですが、わははは、結果は大ハズレでした。



 キヤノンのカメラにはレンズ内手ぶれ補正と連携して、デュアルセンシングIS、とか、コンビネーションIS、とか、ダイナミックISなどの複数の電子式手ぶれ補正の機能をカメラ内に搭載しています(おもに動画撮影のときですが)。なので、よけいに本格的電子式ぶれ補正に期待していました。

 というのも究極的な手ぶれ補正/被写体ぶれ補正は電子式だろうと言われていたからです。
 しかしEOS Rが発表されものを見て、あ、こりゃ本格的な電子式についてはしばらくは無理かもと、がっかりしました。
 でも、キヤノンはなぜボディ内ぶれ補正をやらなかったのでしょうね?

 技術的に満足できるものができなかったからでしょうか。キヤノンの技術力からすればそれは考えにくい。キヤノンのことだから、ひょっとすると既存の他社ボディ内手ぶれ補正の方式よりも一歩進んだ新しい方式を模索しているのかもしれません。

 そう遠くない時期にボディ内手ぶれ補正(おそらくメカ方式)を搭載したカメラをきっと出してくるでしょうけれど、それにしてもなぜ、他のメーカーに比べて大幅に"後れ"を取ったのか。そこが不思議であり、興味津々なことですね。




2019.11.24 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

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